放射線の簡潔なご説明
放射線(ほうしゃしません)とは、一般的には電離性を有する高いエネルギーを持ちました電磁波や粒子線のことを指します。広義な意味では電離性を有していません放射線も意味する事がありますが、ここでは電離性の放射線について説明します。
強い電離作用(原子の軌道電子をはじき飛ばすことによって、原子を陽イオンと電子に分離する作用)や蛍光作用を有します。ただし、紫外線も電離作用を有しますが、放射線には含めません。一般的には高エネルギーであることが条件とされますが、中性子線に限ってはどんなに低エネルギーであっても放射線扱いとなることが多い。
放射線を出す能力を放射能と呼び、放射能を持つ物質を放射性物質とよびます。しかし、しばしばマスコミ報道(主に原子力関連施設の事故)などではこれらの用語が混同されているので注意が必要であります。たとえば、「放射能漏れ」と言われる場合の「放射能」が「放射線」を指している場合や「放射性物質」を指している場合があるので、文脈などからよく確認する必要があります。